「毎日食べるものだからこそ、安心安全なものを選びたい」という消費者の声を受け、近年スーパーの棚で存在感を増しているのが、北海道十勝や那須高原などの酪農地帯で作られる国産無添加ナチュラルチーズです。
チーズにおける「無添加」とは、保存料や着色料はもちろん、シュレッド(細切り)チーズ同士の固着を防ぐために使われる「セルロース(植物性食物繊維粉末)」などの添加物を一切加えていない状態を指します。裏面の原材料表示を確認し、原材料名が「生乳、食塩」のみ(タイプによっては乳酸やレンネット表記)で構成されているものが真の無添加ナチュラルチーズです。
消費者の購買実態と現場の口コミを検証すると、以下のような市販製品が高い支持を集めています。
- よつ葉 北海道十勝 100シリーズ(よつ葉乳業):セルロース無添加のシュレッドチーズやカマンベール。北海道産生乳を100%使用し、ミルク本来のコクと自然な口どけが評価されている。
- タカナシ 北海道モッツァレラ(タカナシ乳業):新鮮な北海道釧路・根室地区の生乳を使用。フレッシュな水分感とモチモチした弾力があり、カプレーゼに最適。
- クラフト 切り出しピュアセレクト(森永乳業):厳選されたナチュラルチーズを手軽なポーションタイプで提供。クセがなく子どものおやつとしても人気。
SNSやQ&Aサイトに寄せられる利用者の声を見ると、「子どもにはセルロースの入っていない国産チーズを与えたい」「安価なミックスチーズから無添加のナチュラルチーズに変えたら、加熱時の油浮きがなくなり胃もたれしなくなった」といった実感が多く寄せられています。価格は一般的なプロセスチーズより2〜3割高価ですが、素材本来の風味と安心感を重視する層から熱い支持を得ています。