新生児の足バタバタはなぜ?苦しそうにうなる理由と受診の目安【2026】

新生児の足バタバタはなぜ?苦しそうにうなる理由と受診の目安【2026】

新生児の足バタバタはなぜ?苦しそうにうなる理由と受診の目安【2026】に関するポイントを丁寧にまとめました。専門的な情報をご覧ください。

夜間に赤ちゃんがなかなか寝ない、あるいは眠りについてもすぐに足をバタつかせて起きてしまう背景には、消化器官の発達途上ゆえの「お腹のトラブル」と、神経学的な「原始反射」という2つの大きな要因が存在します。

第1の要因は、新生児の足バタバタとガス溜まり・お腹の張りの密接な関連性です。新生児の胃腸は非常に未発達で、授乳時に母乳やミルクと一緒に多量の空気を飲み込んでしまいます。うまくゲップが出せないと、胃から腸へと移行した空気(ガス)が腸壁を圧迫し、疝痛(いわゆるコリック)のような鈍い痛みを引き起こします。赤ちゃんは足をキュッとお腹側に引き込み、蹴り出すような動作を繰り返すことで、無意識にお腹の圧迫感を逃そうと試みるのです。

第2の要因は、睡眠サイクルとモロー反射をはじめとする原始反射の影響です。新生児期の睡眠は、大人の約2倍にあたる50〜60%が浅い眠り(レム睡眠・アクティブスリープ)で占められています。浅い睡眠中、赤ちゃんは夢を見ているかのように手足をピクつかせたり、急な刺激に反応して両腕を広げて足をバタバタさせたりします。本人は眠っているつもりでも、自らの激しい足の動きの衝撃で目を覚ましてしまい、「睡眠時にバタバタして寝ない」というサイクルに陥りやすくなります。

佐藤 大輔
著者

佐藤 大輔

最新のテクノロジーと生活デザインの融合をテーマに、国内外の最新トピックを発信しています。