良かれと思って選んだプレゼントが、日本の贈答儀礼上「タブー」とされるケースがあります。お祝いの席に水を差さないよう、知っておくべきNGマナーと熨斗(のし)の作法を整理します。
避けるべきNGアイテムの代表例:
- 老眼鏡・補聴器・杖:「老い」を直接連想させるため、本人の希望がない限り避けるのが鉄則です。
- 靴下・スリッパ・敷物:「相手を踏みつける」という意味合いを持つため、目上の方への贈り物としては不適切です。
- 白いハンカチ・刃物・櫛(くし):「手切れ(縁切り)」を連想させるハンカチや刃物、「苦・死」に通じる櫛はお祝い事に適しません。
- お茶(緑茶):弔事の香典返しに用いられることが多いため、慶事では特別な木箱入り高級茶などを除き避けるのが無難です。
熨斗(のし)と表書きの正式マナー:
水引は、何度繰り返してもめでたい長寿祝いのため「紅白(または金銀)の蝶結び(花結び)」を使用します。表書きの上段には「祝古希」「古希御祝」「御祝」、下段には贈り主の氏名(子供一同など)をフルネームで筆文字(黒インク)にて記載します。