トランプ「フェイクニュース」発言の真相|メディア批判の裏と現在

トランプ「フェイクニュース」発言の真相|メディア批判の裏と現在

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Q1:トランプ氏がメディアを「フェイクニュース」と呼び始めたきっかけは何ですか?
A1:もともとは2016年の米大統領選挙中、SNS上で拡散されたロシア発などの完全な虚偽記事を指す言葉としてメディアが使用していました。しかし、トランプ氏が大統領就任直前の2017年1月の記者会見で、自身の疑惑を報じたCNNの記者に対し「お前のところはフェイクニュースだ」と発言して以降、意に沿わない報道機関全般を攻撃するレッテルとして定着させました。

Q2:「オルタナティブ・ファクト(もう一つの事実)」とは何ですか?
A2:2017年1月、トランプ大統領の就任式の聴衆数について、ホワイトハウス報道官が事実と異なる公式発表を行った際、政権上級顧問のケリーアン・コンウェイ氏がテレビ番組で発した言葉です。「嘘をついたのではなく、もう一つの事実を提示した」と弁明したことで、事実よりも都合の良い解釈を優先するポスト真実の象徴として世界中で批判を浴びました。

Q3:大手メディアの報道とトランプ氏の主張、どちらを信じるべきですか?
A3:どちらか一方を無条件に盲信することは極めて危険です。大手メディアの報道にも記者個人の政治的バイアスや誤報のリスクが含まれますが、第三者による事実確認や訂正のプロセスが存在します。一方、トランプ氏の主張には大衆を惹きつける熱量があるものの、数々の調査機関により多数の誇張や事実誤認が指摘されています。双方の主張の根拠となる「一次データ(公式統計や生の発言記録)」を確認する姿勢が不可欠です。

山崎 陸
著者

山崎 陸

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