カツオと清流の楽園へ!地元民が明かす極上高知旅の完全攻略法

カツオと清流の楽園へ!地元民が明かす極上高知旅の完全攻略法

カツオと清流の楽園へ!地元民が明かす極上高知旅の完全攻略法を徹底追究! 知っておきたい 重要ポイントを分かりやすく展開します。

高知の夜を語る上で、食のワンダーランド「ひろめ市場」を外すわけにはいかない。夕暮れ時、市場内に足を踏み入れると、もうもうと立ち込める藁焼きの香ばしい煙と、杯を交わす地元客の豪快な笑い声に包まれる。見知らぬ者同士が自然と肩を並べ、酒を酌み交わす「おきゃく」文化がここには息づいている。

近年、旅の主目的として食体験を重視するガストロノミーツーリズムが世界的な注目を集めているが、高知はその最先端を行く。名物の「カツオのタタキ」は、分厚く切られた身にたっぷりの粗塩とニンニクのスライスを添えて口に運ぶのが土佐流だ。皮目のパリッとした香ばしさと、レアな赤身の濃厚な旨味が口いっぱいに広がる瞬間は、まさに至福と言わざるを得ない。

地元漁師の間で語り継がれる本当の穴場は、市場から少し足を伸ばした港町の小さな大衆食堂だ。朝獲れの「モチガツオ」と呼ばれる、死後硬直前の弾力あるモチモチとした食感のカツオは、都会では決して味わえない究極の逸品。季節ごとに移り変わる脂の乗りを確かめながら味わう地酒とのペアリングは、旅の記憶を鮮烈に刻み込む。

高橋 健太
著者

高橋 健太

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。