ネット上の一部コミュニティでは「みろくの里のお化け屋敷は古いから全く怖くない」という極端な言説が散見されます。しかし、これは現地特有の空間設計を見落とした誤解です。
みろくの里の大きな魅力の一つに、昭和30年代の電話ボックス、駄菓子屋「いついつ堂」、郵便局などを忠実に再現したエリア「いつか来た道」があります。このノスタルジックで情緒ある空間体験を経た後にホラー演出に触れると、日常から過去へとタイムスリップしたような心理的没入感が生まれ、暗闇の不安感が一層際立つ構造になっています。
園内には「ヒア・カムズ・ザ・サン」などの絶叫コースターや、実物大の恐竜が潜む「ダイナソーパーク」といったスリル系アトラクションも多数存在します。屋外の開放的なスリルを味わった後に体験する「お化け屋敷の閉塞的な恐怖」は、心理学的なコントラスト効果を生み出し、想像以上の緊張感をもたらすのです。