空に架かる一般的な虹(主虹)は、上から下(外側から内側)に向かって特定の色順で並んでいます。日常で見かける際、もっとも外側に位置するのが「赤」で、もっとも内側に位置するのが「紫」です。
漢字表記における「赤橙黄緑青藍紫」の読み方は、音読みで「せき・とう・おう・りょく・せい・らん・し」、訓読みでは「あか・だいだい・き・みどり・あお・あい・むらさき」と読みます。それぞれの色が並ぶ順番は、光の物理的特性である「波長」の長さに完全に対応しています。
この順番を効率的に覚えるための代表的な手法が、以下の語呂合わせや頭文字を活用した暗記法です。
1. 音読みのリズムで覚える語呂合わせ
「せき・とう・おう・りょく・せい・らん・し(赤・橙・黄・緑・青・藍・紫)」と、4文字・3文字のリズムで声に出して記憶する方法です。日本の理科教育でも古くから用いられており、語感が良いため一度覚えると長期記憶に定着しやすい特徴があります。
2. 英語圏の定番ネモニック「ROYGBIV」
英語圏では、虹の色順番の英語の頭文字を取った架空の人物名「ROY G. BIV(ロイ・ジー・ビブ)」という覚え方が広く知られています。
- Red(赤)
- Orange(橙)
- Yellow(黄)
- Green(緑)
- Blue(青)
- Indigo(藍)
- Violet(紫)
外側から内側へ向かうにつれて波長が短くなるという物理法則を理解しておくと、天頂側が赤、地上に近い側が紫という空間配置も自然と導き出すことができます。