多くの市場関係者が黒字転換の試金石として注視するのが、同社が独自開発した次世代有機ELディスプレイ技術「eLEAP(イーリープ)」の実用化です。従来の蒸着方式が抱えていたマスクの制約を打ち破り、輝度を2倍、寿命を3倍に延ばすとされるこの技術は、業界の常識を覆すポテンシャルを秘めています。
研究所の実験室を飛び出し、実際の量産ラインが本格稼働へと移行するプロセスは極めて順調とは言えないまでも、歩留まりの改善とともに具体的な供給先への納入が視野に入ってきました。低価格競争で消耗した中小型液晶の轍を踏まず、圧倒的な高付加価値プレミアムを享受できるか。この一点に、会社の命運と株価急騰の夢が委ねられています。