幻の仮面ライダージョーカージョーカーとは?通常版との違いと誕生の真相

幻の仮面ライダージョーカージョーカーとは?通常版との違いと誕生の真相

幻の仮面ライダージョーカージョーカーとは?通常版との違いと誕生の真相について見逃せない ポイントを厳選して解説いたします。

「ジョーカージョーカー」という規格外の存在が白日の下に晒されたのは、2009年12月に公開された劇場版『仮面ライダー×仮面ライダー W&ディケイド MOVIE大戦2010』でした。劇中クライマックス、仮面ライダーディケイドが放ったファイナルフォームライド(FFR)のカード「ファングメモリー / W」の効果により、仮面ライダーWのボディが中央の分割線から物理的に2つへと分派しました。

この前代未聞のギミックによって生み出されたのが、フィリップの意識が宿る全身グリーンのサイクロンサイクロンと、左翔太郎が操る全身漆黒の仮面ライダーW ジョーカージョーカーです。ディケイドの世界観がクロスオーバーしたからこそ成立した超常的な現象であり、W本来の変身シークエンスでは絶対に起こり得ない「奇跡の分身」でした。

劇中では、ディケイドと共に放つ合体技「トリプルエクストリーム」を披露し、巨大怪人マンモスメカを粉砕。両半身が完全に同一メモリの特性で満たされたことで、通常のサイクロンジョーカーを遥かに凌駕する格闘能力と俊敏性を発揮しました。しかし、あくまで他力本願の強制変身であったため、これ以降の本編や続編漫画『風都探偵』においても一度として再登場していない、文字通りの幻の形態となっています。

中川 明日香
著者

中川 明日香

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。