フィリピンにおける郵便番号は、一般的に「ZIP Code(ジップコード)」または「Postal Code」と呼ばれています。日本の7桁とは異なり、フィリピン郵便番号4桁の数字のみで構成されているのが最大の特徴です。アメリカ統治時代の名残を受けたシステムですが、アメリカ本土の5桁とは桁数が異なる点に留意してください。
4桁の数値は地理的な位置関係に基づいて割り振られています。上1桁〜2桁がおおまかな地方・州を示し、下2桁が具体的な市町村(Municipality)や行政区、さらには「Barangay(バランガイ=フィリピンの最小行政区画)」を特定する設計です。
地域ごとの大まかな割り振り基準は以下の通りです。
- 1000番台:マニラ首都圏(メトロマニラ / NCR)北部・中央部
- 1200番台:マカティ市などマニラ首都圏の主要ビジネス街
- 2000〜4000番台:ルソン島中北部および南部(クラーク、バギオ、ラグナ、カビテなど)
- 6000番台:ビサヤ地方(セブ島、ボホール島、イロイロなど)
- 8000〜9000番台:ミンダナオ地方(ダバオ、カガヤン・デ・オロなど)
同一の行政市内であっても、通り一本隔てたバランガイが異なれば郵便番号が変わるケースが頻発します。郵便番号を特定する際は、市名だけでなくバランガイ名まで正確に把握しておくことが鉄則です。