かつてメンズファッションの絶対解とされた白ジップパーカー黒スキニー定番コーデは、現在大きな過渡期を迎えています。ウェブ上のコミュニティや知恵袋での相談事例を検証すると、「黒スキニーを合わせると、なぜか2015年頃の高校生や量産型ロックテイストに見えて気まずい」という30代前後の声が急増しています。
スキニーパンツ特有の極端なYラインシルエットは、現代の空気感においてはやや古臭い印象を与えかねません。対して、いま最も支持を集めているのがきれいめスラックス白パーカースタイルです。
ウールライクな梳毛調スラックスや、センタークリース(折り目)の入ったワイドテーパードパンツを組み合わせることで、上半身の脱力感をボトムスの端正さが引き締め、絶妙な「ドレス&カジュアル」の調和を生み出します。カラーはチャコールグレーやダークネイビーを選ぶことで、白の持つ軽快さを大人っぽく引き立てることが可能です。
一方で、白ジップパーカーデニム合わせネットの反応を検証すると、評価は真っ二つに分かれています。「薄いブルーのダメージデニムを合わせたら完全に休日のくたびれたお父さんになった」という失敗談がある一方、「色落ちのない濃紺リジッドデニムにローファーを合わせたら周囲から好評だった」という報告もあります。つまり、デニムを合わせる場合は「色落ちのないクリーンな質感」を選ぶことが、部屋着見えを回避する絶対条件です。