甲子園のアルプススタンドから響き渡り、全国の高校野球ファンを驚かせたのが済美高校の校歌「光と風と夢と」です。一般的に厳格で古典的な調弦が多い高校校歌にあって、同校の校歌は作詞を松本隆氏、作曲をつんく♂氏が手掛けたポップス調の斬新な楽曲として知られています。
歌詞の中に登場する「やればできるは 魔法の合言葉」というフレーズは、まさに学校の精神的支柱となってきました。この言葉を全国のお茶の間に浸透させた立役者こそ、人気お笑いコンビ「ティモンディ」の高岸宏行氏と前田裕太氏です。ふたりは済美高校野球部の同期生であり、過酷な練習環境の中で培った強固な信頼関係と「やればできる!」の精神を芸能界でも発信し続けています。バラエティ番組での対談インタビューにおいて高岸氏は「あの済美のグラウンドで3年間泥だらけになって培ったポジティブさは、一生消えない財産」と語っており、同校の育成理念が生徒の人間形成に与える影響の大きさを証明しています。
済美高校出身の芸能人・有名人はティモンディだけにとどまりません。プロ野球界へ進んだ多数のアスリートをはじめ、女子サッカーや女子ソフトボール、新体操などのスポーツ界、さらには芸術・メディア分野に至るまで、多種多様なプロフェッショナルが同校の門戸から巣立っています。