ファッション情報サイトやネット上の口コミでは「人気ブランドでトータルコーディネートしなければダサくなる」という言説が散見されますが、これはアパレル業界の現場を知る視点から見れば明確な誤解です。
実際には、モデルやおしゃれなインフルエンサーほど、GUやしまむらなどのプチプラアイテムをベースにしながら、自分に似合うシルエットや清潔感を徹底して重視しています。中学生の段階で無理をして高額なブランド服を1着だけ購入しても、着回しがきかずに毎回同じ服を着ることになり、かえってコーディネートの幅を狭めてしまうケースが多々あります。
また、「流行しているアイテムを全部身につければおしゃれになる」という思い込みも危険です。トレンドアイテムは1回のコーディネートにつき1点〜2点に留め、残りをシンプルなベーシックアイテムで支えることが、周囲から「おしゃれでセンスが良い」と自然に評価される境界線です。