アース線の付け方完全版!感電・火災を防ぐ正しい手順をプロが解説

アース線の付け方完全版!感電・火災を防ぐ正しい手順をプロが解説

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ネット上の掲示板や一部の個人ブログでは、「現代の家電は二重絶縁構造(プラスチック筐体)が発達しているため、冷蔵庫や電子レンジのアースは不要である」といった乱暴な意見が見受けられます。これは部分的な事実を過大解釈した、非常に危険な誤解です。

確かに、冷蔵庫のアース必要性に関しては、水に浸かるリスクが極めて低いリビング隣接のフローリング床であれば、感電の危険度は洗濯機ほど高くありません。メーカーの取扱説明書でも「湿気の多い場所や水気のある場所に置く場合は必ず接地が必要」と条件付きの表記が目立ちます。しかし、冷凍室の自動霜取り機能に伴うドレン水の滞留や、背面コンプレッサー部の経年ホコリ付着によるトラッキング現象、さらには落雷サージ電流の侵入時において、アース線が接続されているか否かが機器の全損・火災を防ぐ防波堤となります。

さらに見落とされがちな盲点が、「絶対にアース線を繋いではいけない場所」への誤接続です。現場の点検調査において、極めて危険な以下の誤接続事例が散見されます:

  • ❌ ガス管への接続:ガス漏れ時に放電火花(スパーク)によって爆発・引火事故を引き起こす恐れがあり、法令で厳禁されています。
  • ❌ 水道管への接続:近年の水道配管は塩化ビニール製(架橋ポリエチレン管)が多く、大地へ電気が逃げないばかりか、金属管であっても腐食や隣戸への漏電波及を招きます。
  • ❌ 電話専用アースや避雷針用アース:落雷時に数万ボルトの高電圧が家電側へ逆流し、機器破裂や屋内火災を引き起こします。
⚠️ 警告:危険な接続箇所の禁止

アース線は必ず「壁面の電気用アース端子」にのみ接続してください。金属製に見える柱や窓枠、ガス管、配管類への巻き付けは重大事故に直結します。

中村 さくら
著者

中村 さくら

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。