波立海岸のシンボルといえば、海上に浮かぶ小島「弁天島」と、そこへ架かる朱色の「弁天橋」です。震災で橋は大きな被害を受けましたが、地元住民や関係者の尽力によって見事に再建され、今ではいわき市を代表するフォトジェニックな景観を取り戻しました。
陸側には、日本三薬師の一つとも数えられる名刹波立薬師(波立寺)が鎮座しています。大同元年(806年)に徳一上人によって開創されたと伝えられ、古くから厄除けや眼病平癒に強いご利益がある霊場として篤い信仰を集めてきました。弁天島に祀られている弁財天とともに、海の安全や地域の繁栄を見守り続けています。
朱色の橋を渡って弁天島へ足を踏み入れると、足元で砕ける白波の迫力と潮風の香りに包まれます。厳島神社を彷彿とさせる神聖な空気感は、訪れる人々を惹きつけてやみません。