卵が本当に傷んでいるかどうかを確かめる、古典的かつ科学的な方法がある。それが「塩水テスト」だ。コップに水と少しの塩を入れ、そこに卵をそっと沈めてみる。もし卵が完全に水面に浮いてしまったら、それは廃棄すべきサインだ。卵は時間が経つにつれて殻の微細な穴から水分が蒸発し、内部に空気が溜まる(気室が大きくなる)ため、古い卵ほど浮きやすくなる。
さらに確実なのは、殻を割ったときの臭いだ。腐敗した卵は、鼻を突くような硫黄臭(温泉のような臭い)を放つ。この臭いが少しでもしたら、加熱の有無にかかわらず絶対に食べてはならない。見た目の変化としては、白身が水っぽく広がる程度なら単なる経年変化だが、緑色や黒色に変色している場合はカビや雑菌が繁殖している証拠だ。