台風の名前はどう決まる?日本が星座をつける理由と引退の全真相

台風の名前はどう決まる?日本が星座をつける理由と引退の全真相

台風の名前はどう決まる?日本が星座をつける理由と引退の全真相について分かりやすく解説いたします。最新の情報をチェックしてください。

Q1:台風の名前は誰がどのように決めているのですか?
A1:世界気象機関(WMO)と台風委員会に加盟する日本を含む14カ国・地域が提案した、全140個の名前リストから順番に機械的に命名されます。台風が発生するたびに新しく命名会議を開くのではなく、あらかじめ決められた一覧表を巡回させています。

Q2:なぜ日本は「トカゲ」や「コイヌ」など星座の名前ばかり提案しているのですか?
A2:実在する企業名、人名、特定地域への偏りを排除し、中立性を保つためです。星座名であれば文字数も短く発音しやすいため、国際的な選定基準(利害関係のない中立な名称)に最も合致するとして気象庁が採用しています。

Q3:大被害を出した台風の名前が使われなくなるというのは本当ですか?
A3:事実です。甚大な人的・物的被害をもたらした台風は、被災国の要請により台風委員会の年次総会で審議され、リストから永久に除外(引退)されます。過去に日本が提案した「ワシ」も大被害を出した後に除外され、現在の「コイヌ」に変更されました。

Q4:昔のアメリカ女性名(キャサリン、ジェーンなど)はなぜ使われなくなったのですか?
A4:2000年以前はアメリカ軍(合同台風警報センター:JTWC)が米式の人名(当初は女性名、のちに男女交互)を名付けていましたが、アジア太平洋地域の実情に合わせ、加盟国の言語や文化を尊重した「アジア名方式」へ2000年1月1日に全面移行しました。

山本 拓海
著者

山本 拓海

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。