10代の頃からNHK連続テレビ小説をはじめ、数々のヒット作でヒロインを務めてきた永野芽郁。しかし、20代後半を迎えた彼女が今回挑んだ役柄は、これまでのパブリックイメージを根底から覆すものだった。映画関係者によれば、オファーを受けた当初から彼女自身が「これまでの自分の安全地帯を出て、人間の業を演じ切りたい」と強く希望していたという。
役作りのために数ヶ月に及ぶ徹底的な心理分析と身体的な準備を行い、カメラの前に立った。かつての愛くるしい笑顔を封印し、リスクを取ってでも人間性の深淵を表現する道を選んだその姿勢に、制作陣も大きな感銘を受けたという。