「まだ食べられるのか、それとも捨てるべきか」——手作り保存食で最も頭を悩ませるのが、腐敗の判断基準だ。一見すると透き通ったシロップに見えても、内部で変質が進んでいるケースは少なくない。
判断のポイントは3つある。第一に「泡立ち」だ。容器をゆすっていないのに小さな泡がふつふつと湧き出している場合、酵母菌による発酵が進んでいる証拠だ。第二に「におい」。甘酸っぱい香りではなく、ツンとする酸敗臭や酒のようなアルコール臭がしたらアウトと考えたい。そして第三に「浮遊物」である。レモンの皮の周りに白い綿状のものや黒い点が見えたら、それはカビの胞子だ。
違和感を覚えたら迷わず破棄する。これが食中毒を防ぐための鉄則である。