ナミのたった一人の姉として登場する女性の名はノジコです。作中で明かされている通り、ナミとノジコの間に血縁関係は一切存在しません。二人の出会いは、東の海に位置する「オイコット王国」で起きた凄惨な戦争の跡地でした。
当時、海軍将校として戦地に赴き、瀕死の重傷を負って生きる気力を失いかけていたベルメールの前に現れたのが、幼いノジコでした。ノジコは戦火の中で見知らぬ赤ん坊であったナミを抱きかかえ、懸命に守り抜いていたのです。公式ガイドブック『ONE PIECE BLUE DEEP』などの設定資料でも、二人は「戦災孤児」として記録されています。
実の両親については、オイコット王国の戦火で死亡したこと以外、作中で具体的な名前や身元は明かされていません。しかし、血の繋がりが全くない赤の他人同士であったノジコとナミ、そして海兵のベルメールが奇跡的に巡り合い、ココヤシ村へと渡ったことで、のちに「世界で最も美しい家族」と呼ばれる3人の生活が始まりました。