休暇村近江八幡の価値を決定づけているもうひとつの要素が、眼前に広がる圧倒的な親水環境です。館内にある天然温泉「宮ヶ浜の湯」は、泉温約26度の低張性弱アルカリ性温泉を加温・循環ろ過したものですが、その最大の魅力は泉質以上に「湯船から望む景観」にあります。
東館2階の大浴場および露天風呂からは、対岸の比良山系と琵琶湖に浮かぶ有人島「沖島」がパノラマで展開します。夕暮れ時、茜色に染まる湖面と稜線のシルエットは息をのむ美しさであり、宿泊記ブログでも「夕暮れの露天風呂だけで宿泊代の元が取れた」と評されるほどです。
宿泊客だけでなく、近隣の観光ルートとして定着しているのが「日帰り温泉+近江牛ランチプラン」です。入浴料(大人900円)に近江牛のすき焼き重や御膳(3,500円〜5,500円前後)がセットになったプランは、日帰りドライブ層に強い人気を誇ります。ただし、ランチ利用は事前予約が必要なケースが多く、大浴場の日帰り利用可能時間(通常12:00〜15:00頃)も宿泊者のチェックイン前に限られるため、時間設計には細心の注意が求められます。
また、東館の目の前には環境省の「日本の水浴場88選」にも選出された「宮ヶ浜水泳場」が広がっています。エンジン付きボートの進入が禁止されている遠浅の遠浅ビーチであり、水質も極めて良好です。夏季にはホテルから水着のまま湖水浴場へアクセスできるため、ファミリー層にとっては移動ストレスゼロのウォーターフロントリゾートとして機能しています。