第1作のクライマックスでは、大友組が壊滅し、信頼していた仲間をすべて失った大友が警察に自首します。刑務所内でかつて顔を切り裂いた木村に刺されるという衝撃のラストで幕を閉じますが、物語はそこで終わりません。
続編『アウトレイジ ビヨンド』では一命を取り留めていた大友が仮釈放され、巨大化した山王会を崩壊させるべく、宿敵であった木村と手を組みます。そして裏で糸を引いていた片岡刑事を大友自らの手で射殺するという、因果応報の結末を迎えました。
最終章となる『アウトレイジ 最終章』では、韓国の巨大フィクサー・張グループに身を寄せていた大友が、日韓を巻き込む抗争に終止符を打つために帰国。すべてのケジメをつけた後、迷惑をかけた張会長を守るため、自らの頭部を撃ち抜いて自決するという壮絶な引き際を選びます。
悪人しか存在しない世界で、最後まで己の筋を通し続けた大友の孤独な生き様こそが、シリーズ完結編における最大のカタルシスとなりました。