2020年2月に野村克也が急逝した際、落合博満が残した落合博満 野村克也 追悼コメントは、多くの野球ファンの胸を打ちました。普段は感情をほとんど表に出さない落合が、声を詰まらせながら語った言葉には、師と仰ぐ存在への深い哀悼が込められていました。
落合はメディアの取材に対し、「野球界にとって本当に大きな柱を失った。ノムさんの教えがなければ、今の自分は存在しなかった」と述懐。自著や後年のインタビューでも、落合博満が語る野村克也の凄さについて、次のように具体的に振り返っています。
「現役時代、ノムさんはキャッチャーボックスから容赦なく打者の心理を揺さぶってきた。だが、そのささやき戦術のすべてが『打者・落合』を鍛え上げる最高の教科書だった。配球の裏をかくこと、捕手が何を嫌がるかを考え抜く思考力は、すべてノムさんとの駆け引きの中で培われたものだ」
SNSやファンのコミュニティでも、「落合がここまで素直に敬意を表するのは野村さんだけ」「二人の間には言葉を超えた絆があった」といった感動の声が数多く寄せられ、長年の“不仲説”が完全な誤解であったことが改めて証明されました。