彼女のキャリアを語る上で欠かせないのが、生放送番組での鍛錬だ。TOKYO MXの『5時に夢中!』でのアシスタント業務は、彼女の真価を全国の視聴者に知らしめる絶好の機会となった。一癖も二癖もあるコメンテーター陣の猛攻を時に受け止め、時に華麗にいなす立ち回りは、生放送の極限状態が生んだ芸術と言っても過言ではない。
さらに、文化放送の帯番組『なな≠きゅう』ではメインパーソナリティを担当。早朝のラジオという密室性の高い空間で、日常の喜怒哀楽を素直に吐き出すスタイルが聴取者の心を掴んだ。声だけで情景や感情を伝えるラジオの現場は、彼女の言葉の強度をさらに一段上のレベルへと引き上げたのだった。