昔のキムタクは何が別格だったのか?全盛期の国宝級伝説と現在を徹底解剖

昔のキムタクは何が別格だったのか?全盛期の国宝級伝説と現在を徹底解剖

昔のキムタクは何が別格だったのか?全盛期の国宝級伝説と現在を徹底解剖について押さえておきたい 注意点を厳選して解説いたします。

木村拓哉さんが放った影響力は、エンターテインメントの枠をはるかに飛び越え、ストリートカルチャーや日本のメンズファッションの潮流そのものを創り出しました。

まず代名詞となったのが「ロン毛(ロングヘア)」です。サラサラのストレートや無造作なウェーブヘアは、それまで清潔感の象徴とされていた短髪文化を覆し、若者たちの定番スタイルへと押し上げました。美容室では「キムタクのようにしてください」というオーダーが殺到し、前髪の流し方から毛先のニュアンスに至るまで徹底的に模倣されました。

ファッション面における経済効果も破格でした。木村さんが私物や劇中で着用したブランドは、翌日には店頭から姿を消し、プレミア価格で取引されるのが日常茶飯事でした。

  • A BATHING APE(BAPE):『HERO』で着用した茶色のレザーダウンジャケット(クラシックダウンジャケット)は、定価を大きく上回るプレミア価格で取引。
  • RED WING(レッドウィング):アイリッシュセッターなどのブーツを愛用し、アメカジブームの象徴に。
  • ヒステリックグラマー / TMT:ダメージデニムやプリントTシャツ、ネルシャツが瞬く間にストリートの必需品へ。
  • ロレックス(エクスプローラーI):『ラブジェネレーション』で着用したことで、高級腕時計ブームが若年層にまで波及。

彼が選ぶアイテムは、単なるスタイリストのコーディネートにとどまらず、木村さん本人の私生活やサーフィンカルチャー、アメリカンカジュアルへのこだわりが強く反映されていたため、消費者の心を強く掴んだのです。

山口 彩花
著者

山口 彩花

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。