破天荒な活動を続けた第1期BiSは、なぜ解散に至ったのでしょうか。その直接的なBiS解散理由は、「日本武道館での解散」という当初の目標が、グループの過激性ゆえに会場側から使用許可を得られず、最終的に2014年7月8日の横浜アリーナ公演をもって目標到達とみなし、グループを終わらせる決断を下したことにあります。身を削るプロモーションの連続により、メンバーの精神的・肉体的消耗が限界に達していたことも大きな要因でした。
しかし、あの過激な現場を生き抜いたメンバーたちは、今や日本のエンタメ界各分野で確固たる地位を築いています。彼女たちの現在地を見ると、あの経験が決して無駄ではなかったことが証明されています。
プー・ルイ:解散後、LUI FRONTiC 赤羽JAPANや第2期BiSへの復帰を経て、現在は自らがプロデュース兼メンバーを務めるアイドルグループ「PIGGS」を率いて精力的に活動。DIY精神と激しいロックサウンドを武器に、インディーズシーンのカリスマとして走り続けています。
ファーストサマーウイカ:2013年に途中加入した彼女は、BiS解散後にBillie Idle®を経て、卓越したトーク力と機転を武器にバラエティ番組へ進出。今や数々の地上波ドラマや映画で主演・助演を務め、NHK大河ドラマに出演するなど、日本を代表する本格派タレント・女優として大成功を収めました。
テンテンコ:解散後はメジャーの枠組みを飛び出し、ノイズミュージック、電子音楽、アヴァンギャルドポップを追求するソロアーティストへ転身。国内外のフェスやアートイベントに出演し、世界的なアンダーグラウンドシーンで高い評価を得ています。
カミヤサキ:GANG PARADEの結成やBiS再結成時のレンタルトレードなどWACKの屋台骨を支えた後、振付師・コレオグラファーとして独立。数多くのメジャーアーティストやアイドルのダンス演出を手掛け、クリエイターとして業界になくてはならない存在となっています。