グループの歴史において、最もファンと音楽業界を震撼させたのが2018年7月に起きたブライアン・エイブラムス 事件です。ニューヨーク州タイアのカジノリゾートで行われていたライブ中、ブライアンが突如、歌唱中だったマーク・カルダーロンの背後から激しく体当たりし、ステージ床へと突き飛ばしたのです。
マークは首と背中に怪我を負って救急搬送され、ブライアンはその場で地元警察に第3級暴行容疑で逮捕されました。報道各社や目撃者の証言によると、当時のブライアンは長年にわたる深刻なアルコール依存症とうつ病を患っており、ライブ当日の極度の泥酔状態と金銭トラブル・主導権争いが引き金になったとされています。
若くして巨万の富と名声を得た反動によるプレッシャー、そしてポップスターとしてのアイデンティティ喪失が招いたこの事件は、90年代アイドルグループが直面するメンタルヘルスと依存症の過酷さを浮き彫りにしました。