自分が反張膝であるかどうかは、特別な検査機器を使わなくても自宅で簡単に確認できます。以下のセルフチェックを行い、現在の状態を把握してみましょう。
【セルフチェック法1:壁立ちテスト】
かかと、お尻、背中、後頭部を壁につけて自然に立ちます。このとき、膝裏が強く後ろに引き込まれて壁に張り付くような感覚があったり、前ももに強い力みが入ったりする場合は反張膝の疑いがあります。
【セルフチェック法2:横向きの写真撮影】
スマートフォンを床から腰の高さに設置し、普段通りの立ち姿を真横から撮影します。「外くるぶし」「膝関節の中央」「股関節の大転子」の3点を結んだとき、膝関節の中央がくるぶしと大転子を結ぶ直線よりも明らかに後ろに位置している場合、反張膝と判定できます。
【セルフチェック法3:床座り膝浮かしテスト】
床に脚を伸ばして長座の姿勢で座ります。つま先を天井に向けたまま、かかとの下に丸めたタオルを置きます。太ももの力を抜いた状態で、かかとが浮き上がり膝裏が床に吸い付くように沈み込む場合は、関節の過伸展が生じています。
反張膝の進行度合いと放置によるリスクをまとめた比較データは以下の通りです。
特に重度に至ると、膝蓋下脂肪体(膝のお皿の下にあるクッション組織)の挟み込みによる炎症や、後十字靭帯・膝窩筋への過剰なストレスが生じ、歩くたびに鋭い膝の痛みを引き起こすリスクが高まります。