「自分は大丈夫」と思い込んでいる人ほど、実は危険な落とし穴にはまっていることがある。アレルギー専門医の診断結果を検証すると、発症に至る人々にはいくつかの顕著な共通傾向が見られる。その代表格が、不規則な睡眠リズムと高脂肪・高糖質に偏った現代的な食生活だ。
日本アレルギー学会の学術大会でも報告されている通り、睡眠不足は自律神経のバランスを著しく乱し、免疫応答の暴走を引き起こしやすくする。深夜までのスマートフォン操作や慢性的な寝不足は、体内の免疫システムを過敏状態にし、花粉という本来無害な物質に対しても過剰に攻撃を仕掛ける下地を作ってしまうのだ。