「クラスにイラストを描ける人がいない」「制作の締め切りまで時間がない」という場合でも、デジタルツールやフリー素材を賢く組み合わせれば、完成度の高いビジュアルを短時間で作成できます。学校行事での利用を許可している体育祭向け無料素材サイトから、競技のシルエットや飾り枠をダウンロードしてレイアウトの骨組みにする手法が定着しています。
最近の制作現場で広く使われているのが、タブレット端末やスマートフォンを使った下絵のトレースです。著作権フリーの写真や自ら撮影したポーズ写真を下敷きにして、輪郭をなぞるだけで、解剖学的に狂いのない自然な人体の動きを描くことができます。無料のデザインアプリを使えば、手書き文字を簡単にアーチ状に変形させたり、影を自動で付けたりといった高度な加工も数分で完了します。
巨大な学級旗に下絵を写す際は、プロジェクターを使って布に原画を投影し、鉛筆でなぞる「プロジェクション法」が圧倒的に効率的です。下書きのマス目引きや拡大コピーの貼り合わせといった膨大な手間を省き、誰でも正確な比率で龍や虎などの大作を布上に再現できます。