和を以て貴しとなす」の正しい読み方は?聖徳太子が託した驚愕の真意

和を以て貴しとなす」の正しい読み方は?聖徳太子が託した驚愕の真意

和を以て貴しとなす」の正しい読み方は?聖徳太子が託した驚愕の真意について見逃せない 理由を厳選して解説いたします。

「和を以て貴しとなす」の訓読には、「とうとし」と「たっとし」という二通りの読みが存在する。現代の常用漢字表では「尊い・貴い」に「とうとい」「たっとい」双方の読みが認められているため、どちらを用いても間違いではない。放送機関や辞書編纂の現場では、より現代語として口馴染みの良い「とうとし」が主流となりつつあるが、古典的な漢文訓読の立場からは伝統的な「たっとし」も深く支持されている。

もともとこのフレーズは、中国の『論語』学而篇にある「礼の用は和を以て貴しとなす」に由来する。日本において広く知れ渡る名言、いわゆる故事成語として定着した背景には、日本の風土や政治思想に合わせて再解釈された経緯がある。単に漢籍の言葉を直輸入したのではなく、独自の倫理観へと昇華させた点に大きな特徴がある。

橋本 菜々子
著者

橋本 菜々子

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。