12歳でモーニング娘。に加入し、「辻ちゃん加護ちゃん」の愛称で日本中を魅了した辻希美とのコンビ。「W(ダブルユー)」や「ミニモニ。」として平成のポップカルチャーを牽引した彼女たちは、所属事務所アップフロントプロモーションの絶対的エースとして君臨していた。
ところが、未成年喫煙報道を発端とする契約解除により、加護の運命は暗転する。一方で、かつての相棒である辻希美は早くに結婚し、ママタレントのトップランナーとして揺るぎない地位を確立していった。同じ光の中にいた二人が辿ったあまりにも対照的な人生の軌跡は、芸能界の光と影を痛烈に物語っている。しかし、過ちと向き合い泥水をすすりながらも立ち上がってきた加護のタフさもまた、彼女特有の魅力と言えるだろう。