普段はギャグ要員の海藤ですが、物語の要所要所で読者の涙腺を刺激する「真の勇者」へと覚醒します。彼の名言は、単なる中二病の戯言から、仲間のための魂の叫びへとグラデーションを描いていきます。
【海藤瞬を象徴する珠玉の名言集】
・「フッ……闇の胎動を感じる。奴らが動き出したようだな……」
・「俺の名は『漆黒の翼』……世界の命運を握る男さ」
・「おい、僕の友達に気安く触るな!」
・「怖いさ……!だけど、ここで逃げたら一生後悔する!」
特にファンから屈指の神回と称されるのが、不良に囲まれた仲間を救うために割り込むシーンです。海藤は自分が勝てないことを誰よりも理解しています。足はガクガクと震え、声は裏返り、涙目になりながらも、決して仲間を見捨てて逃げることだけはしませんでした。
この姿を屋上から超能力で静かに見守っていた斉木楠雄が、陰ながら力を貸してチンピラたちを撃退させます。斉木は普段「やれやれ、面倒な奴だ」と毒づきながらも、海藤のこの「不器用だが本物の高潔さ」を深く認めており、2人の間には言葉を超えた強固な信頼関係が結ばれているのです。