訪問者の心を最も強く揺さぶる名物が、第1牧場(オス)に設置された登別クマ牧場の人のオリ体験です。通常は人間が外から檻の中の動物を眺めますが、ここでは立場が完全に逆転します。来園者が強化ガラスで覆われた地下通路のドーム状シェルターへと潜入し、巨大なヒグマたちの生活エリアのど真ん中へと足を踏み入れる設計です。
目の前に現れる体重数百キロの巨躯は圧巻の一言に尽きます。分厚いガラス越しにヒグマが立ち上がり、巨大な足の裏や鋭利な爪、鼻息の曇りまでがわずか数十センチのゼロ距離で視界を埋め尽くします。シェルター内には専用の給餌パイプが設置されており、カプセルに入れたエサを押し出すと、クマが器用に口先を使って回収していく様子をつぶさに観察できます。野生動物の圧倒的な質量と生命力を肌で体感する瞬間です。
屋外エリアでの登別クマ牧場エサやり詳細まとめも見逃せません。第1牧場(オスの豪快な動き)と第2牧場(メスの器用なおねだり)に分かれており、販売機で専用のエサ(1袋200円程度)を購入して投げ入れます。メスのヒグマたちは非常に個性的で、手を振ったり、二足立ちで胸を叩いたり、寝転がって手招きしたりと、愛嬌たっぷりのポーズで来園者にアピールを繰り広げます。このユーモラスなしぐさと、人のオリで見せる猛獣としての迫力とのギャップこそが、来園者を惹きつける最大の仕掛けです。
子ども連れや家族層に長年愛されている登別クマ牧場のアヒルレース現在の開催状況についても確認しておきましょう。カラフルな首輪をつけたアヒルたちがゴールを目指して競い合うこのイベントは、気象条件や鳥インフルエンザ等の感染症対策期間を除き、山頂広場にて定期的に開催されています。1レース200円程度で着順を予想し、的中者にはオリジナル記念品が進呈されるなど、山頂の和やかなアクセントとして親しまれています。