収入面での大きなターニングポイントとなったのが、TBS内の役職昇進と人事制度の変化だ。TBSでは近年、現場で専門性を発揮し続ける優秀な社員に向けて「エキスパート職」などの専門職キャリアパスを拡充させている。一般管理職のように部下の管理業務に忙殺されることなく、画面の前でプレイヤーとして価値を生み出し続ける人材を高く評価する仕組みだ。
江藤アナも早い段階で管理職待遇の役職へ昇進を果たしており、これが基本給の大幅な底上げにつながった。かつてのテレビ局における年収・給与体系は、年功序列と管理職への昇進が主軸であったが、現在は実力派アナウンサーの社内流出を防ぐため、現場特化型の高待遇ポストが用意されている。彼女の年収水準を引き上げている最大の要因は、この制度的バックアップにある。