バンドを去ったとはいえ、高校時代からの同級生であった谷口鮪をはじめとするKANA-BOONのメンバーとの絆がすべて途切れたわけではない。脱退時、谷口は彼への感謝と痛切な思いをコメントとして遺していた。長年苦楽をともにした仲間だからこそ、苦渋の決断を受け入れたのだ。
彼らが2010年代の邦ロックシーンに与えたインパクトは、いまなお色褪せない。インディーズ時代からキューンミュージックでのメジャー期に至るまで、彼が刻み込んだグルーヴは、日本のオルタナティヴ・ロックの歴史において確かな足跡として刻まれている。