巨大インフラを支える「ケーソンとは」?仕組み・種類・工法を徹底解説

巨大インフラを支える「ケーソンとは」?仕組み・種類・工法を徹底解説

巨大インフラを支える「ケーソンとは」?仕組み・種類・工法を徹底解説に関する質問を詳しくまとめました。詳細な解説をチェックしましょう。

ケーソン工事は、数ヶ月から数年にわたる緻密な工程の積み重ねです。ここでは港湾構造物や橋脚基礎工法で標準的な施工手順を追います。

ステップ1:ケーソン製作ヤードでの躯体構築
陸上の専用敷地(ケーソン製作ヤード)やドライドック、ケーソンバージ(専用作業船)の上で鉄筋を組み、型枠を建ててコンクリートを打設します。大型の防波堤ケーソンでは、高さ十数メートル、重さ数千トンに達する構造物が立ち並ぶ壮観な光景が広がります。

ステップ2:進水・曳航(海上施工の場合)
完成したケーソンを海へ進水させます。中空構造のため船のように海上にプカプカと浮遊するのが特徴です。これをタグボート数隻で所定の施工海域まで安全に曳航(えいこう)します。

ステップ3:位置決めとケーソン沈設
GPSやトータルステーションを駆使してミリ単位で測量しながら所定位置に誘導。内部の区画(セル)へ海水を注水し、均等に沈めてあらかじめ均しておいた基礎マウンドへ着底させます。地中深くへ沈めるオープンやニューマチックの場合は、内部掘削と躯体の継ぎ足し(ロット打設)を繰り返してケーソン沈設を進行させます。

ステップ4:中詰め・蓋コンクリート打設
所定の深さ・位置への設置が完了したら、波浪や地震動で動かないよう内部に砂砂利やコンクリートを充填(中詰め)します。最後に上部をコンクリートで密閉(上蓋工)し、一体化された堅牢な基礎が完成します。

佐藤 大輔
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佐藤 大輔

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