近年のエンターテインメント界において、全日本女子プロレスの黄金期を描いたNetflixドラマ『極悪女王』が世界的な大ヒットを記録したことは記憶に新しい。理不尽なまでの鍛錬と流血の抗争を乗り越えてきた昭和・平成の女子プロレスラーたちの生き様が、世界中の視聴者の胸を打った。
北斗晶ががん治療の苦痛に耐え抜き、再びカメラの前へとカムバックを果たした精神力の源流には、まさにあのリングで培われた鋼のメンタリティがある。肉体が限界を迎えても心を折らないプロレスラーとしての矜持が、命の瀬戸際での闘病を支え抜いた。