東大後期廃止の真相と推薦入試の壁!合格を引き寄せる併願戦略

東大後期廃止の真相と推薦入試の壁!合格を引き寄せる併願戦略

東大後期廃止の真相と推薦入試の壁!合格を引き寄せる併願戦略の見逃せないポイントを徹底的にカバーしました。

東京大学が長年実施してきた後期日程を廃止した背景には、ペーパーテストの点数競争だけでは測れない「突出した異能」の発掘という明確な目的が存在する。かつての後期試験は、前期日程の不合格者や超進学校の学力特化型受験生による単なる敗者復活戦と化していた。筆記試験の極限状態を勝ち抜いた精鋭であることに疑いはないものの、大学側が求めた多様性や探究力とは乖離が生じていたのだ。

そこで導入されたのが現在の学校推薦型選抜である。合格ボーダーの独自分析を行うと、一般的な一般選抜とは比較にならないほど複層的な基準が浮かび上がる。書類審査では、高校時代の突出した学術活動、国際科学オリンピックでの顕著な実績、あるいは卓越した語学力や課外活動の成果が精査される。その上で、大学入学共通テストでおよそ8割から8割5分以上の得点率を課すという、盤石な基礎学力担保のフィルターが作動する。卓越した実績を持ちながら基礎学力も全国トップレベルでなければ、面接試験の舞台に立つことすら許されない。

高橋 健太
著者

高橋 健太

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。