Q1:CMのギャラはタレント本人に全額入るのですか?
A1:全額が入ることはありません。所属事務所との契約形態(給与制か歩合制か)によって大きく異なりますが、歩合制の場合でも事務所のマネジメントフィーや広告代理店への手数料が差し引かれます。一般的なタレントの手取り配分は契約金額の30%〜60%程度とされており、残りは事務所の運営費や育成費、税金の支払いに充当されます。
Q2:1回の撮影で数千万円もらえるというのは本当ですか?
A2:拘束日数だけで見れば撮影自体は1日〜2日で終了することが多いため、「日給数千万円」に見えるのは事実です。しかし、その金額は撮影日の稼働だけでなく、「1年間にわたって競合他社の商品を使わず、イメージを保持し続ける拘束料」が含まれています。また、事前にSNS発信や発表会イベントへの登壇が契約条件に含まれているケースがほとんどです。
Q3:なぜテレビ離れと言われる時代にCMギャラは高騰し続けているのですか?
A3:地上波テレビ単体の視聴率は低下傾向にあるものの、現在のCM契約はYouTube、TVer、各種SNS、タクシー広告などへの「マルチユース(二次利用)」が標準パッケージとなっているためです。利用範囲が広がった分、権利処理料としての単価が合算され、トップ層の契約総額は高止まりしています。