『背中越しのチャンス』の大成功を受け、2020年には「亀と山P」名義での本格再始動プロジェクトが発表されました。初の2大ドームツアー開催と、初のオリジナルアルバム『SI(シー)』のリリース計画です。しかし、このプロジェクトは最終的に中止という苦難の結末を迎えました。
一部のネット上では「二人の不仲が原因ではないか」「制作上の衝突があったのでは」といった憶測が飛び交いましたが、報道各社の取材データおよび公式発表資料が示す事実は全く異なります。
直接的な引き金となったのは、2020年春の新型コロナウイルス感染拡大によるドームツアーの延期・中止でした。さらに同年秋、山下智久が海外展開を含む自身の活動ステージを広げるためにジャニーズ事務所(当時)を退所。度重なる協議の末、レコード会社(ソニー・ミュージックレーベルズ)より2020年12月にアルバム『SI』の発売中止が正式アナウンスされたのです。
二人の関係性に亀裂が入ったわけではなく、時代の激変と個々のキャリアの決断が重なった結果でした。実際、退所後も山下のSNS投稿に亀梨への敬意が滲み出る場面や、2024年の亀梨のYouTubeチャンネルおよびライブイベントでの電撃的な交流など、二人のプライベートな絆は確固たるものとして維持されています。