ダルビッシュ有投手の現在の契約状況を確認する上で、起点となるのが2023年2月に電撃発表されたパドレスとの契約延長です。当時36歳だったダルビッシュ投手に対し、球団は6年契約・総額1億800万ドル(当時のレートで約142億円)という、近代メジャーリーグの常識を覆す破格の長期契約を提示しました。米球界において、故障リスクが急増する30代後半の投手に42歳までの長期保証を与える事例は極めて異例であり、現地メディアでも大きな波紋を呼びました。
ダルビッシュ有 2026年最新情報として、今季の単年年俸は1500万ドル(1ドル=150円換算で約22億5000万円)に設定されています。この6年契約の内訳を精査すると、球団の緻密なペイロール(総年俸)管理とダルビッシュ投手への敬意が同居したフロントオフィス側の戦略が浮き彫りになります。
契約の内訳は、初年度の2023年に契約金600万ドルと年俸2400万ドルを合わせた計3000万ドル(約45億円)が支払われ、これがダルビッシュ有投手の歴代最高年俸となっています。続く2024年は1500万ドル、2025年は2000万ドル、そして2026年と2027年が各1500万ドル、最終年となる2028年(42歳シーズン)は1400万ドルと段階的に推移する設計です。全球団へのトレード拒否権が盛り込まれている点も、パドレスで現役生活を全うするという双方の強い意思の表れと言えます。