原作漫画において乾の素顔が最も鮮明に描かれたのは、全国大会決勝の立海大附属戦・ダブルス2(乾貞治・海堂薫ペア vs 切原赤也・柳生比呂士ペア)です。該当シーンは単行本『テニスの王子様』第40巻(Genius 349「激戦完了」〜Genius 351「お前は…」)に収録されています。
試合中、悪魔(デビル)化した切原の容赦ない攻撃によって、乾のトレードマークであるメガネにボールが直撃して粉々に割れるという衝撃的な事態が発生します。顔面から血を流しながらコートに倒れ伏す乾の顔からメガネが完全に外れ、隠されていた切れ長の目元がはっきりと描写されました。
満身創痍となりながらも後輩の海堂を支え、勝利のために身を捧げる乾の気迫と、露わになったシャープな素顔の美しさは、連載当時のジャンプ本誌でも大きな話題を呼びました。