初診時の大混雑を回避する鍵は、かかりつけ医を通じた「地域医療連携枠」の徹底活用にある。個人で直接電話をかけて外来予約枠を狙おうとすると、数週間先まで埋まっているケースも珍しくない。だが、近隣のクリニックから病院間予約システムを経由して申し込むと、専用に確保された優先枠へと即座に割り振られる仕組みが構築されている。
初診当日の滞在時間を削る工夫も進む。事前にWeb問診を完了させ、画像データをオンライン連携しておくことで、従来の「初診は半日がかり」という常識は崩れつつある。急性期の重症患者を優先するトリアージ体制が徹底されているため、段取りを踏んで紹介ルートに乗ることが、結果として最短で専門医の診察を受ける最大の近道となる。