2000年5月、日本のエンターテインメント界に激震が走った。ヴィジュアル系ロックの頂点に君臨していたLUNA SEAのドラマー・真矢と、社会現象を巻き起こしていたモーニング娘。の黎明期を支えた石黒彩の電撃婚である。テレビ東京系の伝説的オーディション番組『ASAYAN』から誕生し、ハロー!プロジェクトの草創期を牽引した彼女の寿脱退と結婚は、まさに時代の転換点を象徴する出来事だった。
二人の間には三人の子どもが誕生した。長女、次女に続いて2004年8月に誕生したのが、末っ子であり唯一の男児である長男だ。世紀のカップル誕生から数年、家庭内ではロックスターと元スーパーアイドルという派手な肩書きは完全に封印され、徹底して地に足のついた家庭教育が行われていたという。