2013年春、世間を震撼させた衝撃的なニュースが駆け巡った。自宅での鉢合わせというショッキングなスクープは、瞬く間にスポーツ紙や情報番組のトップを飾る。あまりに生々しい展開に、世間の関心は一気に沸騰した。
渦中の人となった矢口は、抱えていた多数のレギュラー番組をすべて降りた。所属するアップフロントプロモーションとの協議の末、表舞台からの全面撤退を発表せざるを得ない状況へと追い込まれる。一方、お相手とされた男性もモデル活動を休止し、芸能界から姿を消した。
バッシングの嵐が吹き荒れる中、誰もが二人の関係は即座に破局すると踏んでいた。だが現実は違った。約1年半の静観期間を経て矢口が復帰を果たした裏で、二人は密かに連絡を取り合い、世間の目から隠れるようにして愛を深めていたのだ。逆風の中で培われた強い連帯感が、彼らを支える唯一の糧となっていた。