騒動の引き金となったのは、2008年1月29日深夜に放送されたニッポン放送の看板ラジオ番組『倖田來未のオールナイトニッポン』でした。当時、ニューアルバム『Kingdom』のプロモーション期間中であり、親しみやすい関西弁のトークで深夜リスナーを楽しませていた最中の出来事です。
トークのテーマが「結婚・出産」に及んだ際、倖田さんは身近にいた女性マネージャーが結婚したエピソードに触れ、「早く子どもを作ってほしい」という願望を語り始めました。その流れの中で、医学的根拠を欠いた表現が飛び出します。
「やっぱり35歳をまわると、もうお母さんの羊水が腐ってくるんですよね。本当に。だから、できれば35歳ぐらいまでに産んでほしいな」
深夜番組特有のくだけたノリと、マネージャーの健康や出産を案じる個人的な思いやりが混ざり合った結果の失言でした。しかし、放送直後からラジオの録音音源や文字起こしがインターネット掲示板やブログ等へ急速に拡散され、事態は瞬く間に制御不能な領域へと突き進んでいきました。