自宅全裸愛好者の中でも特に支持者が多いのが、就寝時にパジャマも下着も着用しない「全裸睡眠」です。これは単なる個人の感覚的な心地よさにとどまらず、睡眠生理学の観点からも明確な理論的根拠が示されています。
人間が質の高い眠りに入るためには、夕方から夜間にかけて深部体温を約0.5℃〜1.0℃低下させるプロセスが不可欠です。衣服を着用した状態では熱がこもりやすく、体温調節のための発汗が妨げられる場合があります。全裸で就寝することで、皮膚表面からの放熱が効率的かつ自然に行われ、深部体温がスムーズに下降して入眠潜時(寝付くまでの時間)が短縮されることが確認されています。
さらに、下着のゴムバンドや縫い目による皮膚血管の圧迫が消失することで、全身の毛細血管における血流循環が改善されます。皮膚科学の視点からも、高温多湿になりやすい鼠径部やデリケートゾーンの通気性が確保され、雑菌の繁殖や皮膚トラブル(あせも・かぶれ・真菌感染など)の予防に寄与するという側面が指摘されています。触覚的な皮膚刺激が副交感神経を優位にし、コルチゾール(ストレスホルモン)の分泌を抑える効果も相まって、深い休息感を得られるメカニズムが整っています。