西城秀樹といえば、名曲『傷だらけのローラ』で魅せた圧倒的なシャウトと情熱的なパフォーマンスが日本の音楽界に革命をもたらした。そのダイナミックな歌唱スタイルは、当時の日本音楽産業を牽引し、昭和歌謡の歴史に決定的な足跡を残した。
一方、十朱幸代は『渡る世間は鬼ばかり』をはじめとする数々の名作ドラマや映画、舞台で卓越した演技力を発揮。気品と情愛を兼ね備えた表現者として、日本中のお茶の間から愛され続けた。それぞれが自身のフィールドで頂点を極めたプロフェッショナルだったからこそ、二人の交流は一層の輝きを放ったのである。