広場の一角から館内へ入ると、明治期の銀行営業室として使われていた空間を忠実に再現した「Cafe 1894」が姿を現す。2層吹き抜けの圧倒的な天井高と、磨き上げられた木製カウンター、重厚な柱の装飾が訪れる者をタイムスリップしたかのような感覚へと誘う。
窓際の席からは広場の豊かな緑を眺めることができ、名物のクラシックなアフタヌーンティーや限定メニューを味わう時間は格別だ。当時の銀行員がやり取りをしていた窓口格子など、細部のディテールにもかつての歴史的な趣が残されている。美術展の鑑賞後に立ち寄る来館者はもちろん、上質なティータイムを求める人々で常に賑わいを見せる特別な隠れ家といえる。